20〜40代で急増する、
子宮頸がん・乳がん※1。
仕事や家事、育児に忙しいタイミングで、
がん細胞たちは こっそり顔を出します。
自分でがんを見つけるのはむずかしいから、
がん検診を受診しましょう。
20歳からの子宮頸がん検診
40歳からの乳がん検診
早期発見・早期治療で9割が治ります。
※1 佐賀県がん登録事業報告書(2017-2021)
※2 市町が実施するがん検診の対象年齢です
女性特有のがんである子宮頸がん・乳がんは、20〜40代での発症が増えています。
乳がんは30代から徐々に増え始め、40代で急増します。また、子宮頸がんは20〜40代で発症が多く、子育てや仕事が忙しい年代とピークが重なっています。
一般的に治療後、5年間再発がなければ、おそらくがんは治ったのだと考えられ、5年生存率が治癒率の目安として使われてきました。
がんの進行度別(ステージ1とステージ4)で見ると、早期発見・早期治療できた方は9割以上が5年たっても生存されています。
出典:国立がん研究センターがん診療連携拠点病院等院内がん登録 2014-2015年5年生存率集計報告書
1つの細胞が1センチ大のがんになるまでには、約10〜30年の時間がかかります。しかし、1センチから2センチになるには、たった1〜2年しかかかりません。早期がんと言われる2センチ程度までは、ほとんど痛みなどの自覚症状はありません。がんを発見するためには、定められた間隔で定期的に、検診を受けることが有効です。
子宮頸がんの主な原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染しているかどうかを、罹患率の高い県内在住の30〜44歳(年度末時点)の女性を対象に無料で検査しています。
かかりつけの医療機関や勤務先近くにある医療機関等で、市町のがん検診を受診できるようになっています。実施医療機関は、「がんポータルさが」で検索できます。
小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン(HPV ワクチン)の接種を無料で実施しています。
【佐賀県がん検診「かくれんぼ」篇15秒】
【佐賀県がん検診「かくれんぼ」篇30秒】
がんは、遺伝子に傷がついた異常な細胞がどんどん増えていくことで発生し、日本人の2人に1人がかかる病気です。しかし、がんは生活習慣の改善や早期発見で、ある程度コントロールが可能です。
日本人がかかりやすいがんの1つですが、早期発見・早期治療で治癒の可能性が高いことが特徴です。自覚症状が出にくいため、定期的な検診が重要です。
対象年齢:X線は40歳以上、胃カメラは50歳以上
検診間隔:X線は年に1回、胃カメラは2年に1回
40代から患者数が増え始め、高齢になるほどリスクが高くなります。患者数は増加傾向にあり、早期発見のためにも定期的な検診が重要です。
対象年齢:40歳以上
検診間隔:便潜血検査は年1回
最大のリスク要因はたばこ。喫煙者は非喫煙者に比べて発症しやすい(男性:約4倍、女性:約3倍)と言われています。一方で、罹患者の約半数は非喫煙者のため、たばこを吸わない方も検診を受けることが大切です。
対象年齢:40歳以上
検診間隔:年1回